別冊

5月27日号

準備は万全のはずだったが……
いざ旅が始まるとアクシデントがつきまとう

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今日は一日中、アルバカーキーの街をスタッフとあっち行ったり、こっちいったりしていた。
PCその他は日本に宅配した、不調になってしまったからだ。
原因は不明でプロバイダーにアクセスしようとするがPCとアクセスポイントとの間で通信がうまくいかない。
アクセスポイントも数箇所変えたがダメ。プロバイダーを変えてもダメ。
おそらくホテルの電話回線とPCの相性の問題なのだろうが、こんなことでは困るのだ。
CD-ROMドライブは持ってこなかった、Windows98のCD-ROM等も持ってきていない。設定をすべて修正したがダメ。
結局あきらめて、快調につながっているPowerBookG3に切り替えることにした。がしかし大きいのでかばんを大型ショッピングセンターのCOSTCOで買いに行ってきた。がらがら引っ張れるコンピュターキャリングバッグでバイクの後ろにある背もたれにくくり付けることにしたのだ。
スタッフのマシンでありイメージデータが700MB以上もあるので、COMPUSA(アメリカで大手のパソコンショップ)にいって、ZIPドライブ250MB(200ドル)を購入してきた。それとDisk6枚(99ドル)。
それ以外にも防犯用チェーンロック(前回買ったワイヤーがタイヤのスポークの間に通らないので)、ジョギングシューズのクリーナー(トレッキングにつかったらぐちゃぐちゃになった)、ズボンのベルト(痩せてベルトがゆるゆるになった)・・・とショッピングセンターをハシゴした。準備は万全のはずだったが、いざ旅が始まるとアクシデントがつきまとうものだ。その場しのぎで済むものはいいが、精密機器などは大きな街に着いてから、機材やらパーツなどを買い込んで臨機応変に対応しなければならないものだ。リカバリーの場所とスケジュールを事前に開けておくことが大切だ。

今回は
・予期せぬ天候
・バイク走行の日本との違い
・パソコン、通信機器、周辺機器の故障
・未確認地域の回線の不通
などがそれだ。

一通り揃えるのに一日がかりだった。地図で探したり、ホテルや電話帳で店のありかを聞き込みながら数店舗を廻る買い出しをするのは苦労する。英語が堪能で車の運転に馴れており、体力があって、コンピュータも強いガイド役の一郎がいるのでなんとかなったが一人だったら二日以上はかかる計算になるのでみなさんもアクシデント対応策を今後の参考にされたい。
夕方になってスターバックスのコーヒーを飲んだ。久しぶりの旨いコーヒーに胸をなで下ろした。
そのあと、アルバカーキーのオールドタウンを散歩した。
写真撮影には格好の被写体で、36本撮りフィルムを3本使い果たした。
こちらの時間で午後8時にインプレスのチャットに参加、スタッフも後ろでやんややんやで久しぶりの日本人との筆談を楽しんだ。
さてこれから晩ご飯してから、本日の原稿とイメージアップだ。
スタッフはさらにマシンの引き渡し整備と最適化作業が待っている。

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